オムロンは7月13日、温度や湿度、光、音など7種類の環境情報を取得できる、Bluetooth Low Energy技術によるビーコン通信に対応した無線センサー「環境センサー」の法人向け販売を7月15日より開始すると発表した。

7種類の環境情報を取得できる「環境センサー」

同センサは温度、湿度、気圧、照度、紫外線、音圧、加速度の計測機能に加え、無線通信機能、バッテリーを縦46mm×横39mm×厚み14.6mmの小型パッケージに搭載。設置するだけで周囲の環境情報をリアルタイムに収集でき、ユーザーは無線で接続したネットワークを介してクラウドサーバーなどに収集したデータ送信して、スマートフォンなどで遠隔管理することができる。また、設定した値を超えた時にだけイベントとしてユーザーに通知したり、内蔵メモリーにデータを格納することで通信が確立していない場合でも情報の欠損を防止することができる。

また、オムロンは「環境センサー」の発売に伴い、企業のIoT市場への参入支援を目的に、事業プラットフォームの構築パートナーとしてニフティと連携。ニフティの協力のもと、環境センサーで取得した情報(加速度以外)や、温度と湿度をベースに計算された「不快指数」の閲覧を可能とするスマートフォンアプリをリリースする。

スマートフォンアプリのダッシュボード画面とグラフ画面