6月28日に公開されたiPhone版LINEのバージョン6.4.0は、トーク履歴をiCloudに保存できる、「ピン」機能で指定したトークをトークリストの一番上に表示できるなど、便利な機能が追加されている。そんななか、良くも悪くも話題になっている機能なのが、「トークルームに入らずトーク内容を既読にできる」機能だろう。

トークを読まなくても既読をつけられるということで、受信した内容を読んだはずなのに返信しないいわゆる「既読無視」が増えるのでは? という意見も多く、何のために搭載されたかわかりづらい機能だ。この「既読」処理を使うメリットとはいったい何だろうか? 使い方とともに紹介していこう。

6月28日公開のバージョン6.4.0で様々な機能が追加されたが、そのひとつがトークルームに入らず「既読」処理される機能

読まずに「既読」にする方法

この機能を使うのは簡単。トーク一覧ですべて既読にしたいアカウントを左にスライドさせ、出てきたメニューから「既読」を選択するだけ。何件、未読があっても、トーク画面を開いて履歴を追う必要がなく、すぐに既読扱いにできる。

左にスライドすると出てくるメニューの「既読」を選べばすぐに全件既読に

一体、どんな時に使える機能なのか?

この機能の使いどころとして考えられるのは、ひとつはPRや情報配信などを行う公式アカウント。これらのアカウントは定期的または続けてトークを行うものが多く、ちょっと見ないでいると未読がたまりやすい。

それから、場合によっては、公式アカウント以上に未読件数が増えやすいグループトーク。寝ているときや手が離せないときに交わされたトーク、自分とあまり関わりのない内容のトークの場合、気がつくと未読が3ケタ超えていて履歴をさかのぼるのも大変なことがある。

こういった未読が増えやすい状況の時にこそ役に立つのが「既読」処理だ。また、公式アカウントやグループを複数登録している場合にも、いちいち各トークを開かなくてもスライド&タップで未読件数の通知を消すことができるので、憂鬱な未読処理が楽になるはず。

公式アカウントやグループを複数登録している場合、ひとつひとつ未読通知を消すのは意外に面倒だ

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このLINEの新しい「既読」機能は、どうでもいい相手のトークを読まないといったネガティブな使い方のためのものではない。グループを活用している、公式アカウントで様々な情報を取得するなど、LINEを使いこなしているユーザー向けの機能といえるだろう。