梅雨が明ければ夏本番。肌を露出したファッションも臆せず楽しめるよう、気になるムダ毛は早めに処理しておきたいもの。自分でおこなうムダ毛処理には「剃(そ)る」「除毛」「脱毛」「脱色」などの方法があるが、今回は最も手軽にできて、比較的肌への負担も少ない「剃る」にフォーカスして、ボディーのムダ毛処理法の基本を紹介しよう。

目指せ、つるつる肌

ムダ毛処理でついやってしまいがちなのが、目についた太い毛を毛抜きで抜いてしまうこと。だがこの行為は肌をとても傷めてしまう。抜くという行為は、「毛穴から無理やり毛を引きちぎること」で、肌へのダメージが非常に大きいのだ。毛穴がうんだり、炎症を起こして赤く腫れたり、後からしみができたりしてしまう場合も。

剃る場合は、肌の表面に出ている毛をカットするだけなので、ダメージはかなり少なくなる。ただ、カミソリを肌に添わせるときに、どうしても肌表面に小さな傷をつけてしまうケースも起こりうる。そこから炎症を起こすとカミソリ負けになり、色素沈着を引き起こす可能性もある。

正しい剃り方で肌へのダメージを最小限にとどめつつ、つるすべ肌を目指そう。

剃る前のケア

肌を清潔にする

普通の石けんやボディーソープで構わないので、処理する部分をよく洗う。

お風呂で温める

皮膚を温めて柔らかくしておくのが下準備のポイント。皮膚を構成しているたんぱく質は、冷たいと硬くなって柔軟性がなくなるので、冷たい状態で毛を引っ張ったりカミソリを当てたりするのは刺激になってしまうとされている。入浴時以外で脱毛したいときは、蒸しタオルなどで肌を温め、毛穴を開かせよう。

剃るときに注意したいポイント

切れ味のいいカミソリや電気シェーバーを使う

カミソリは一般的に、使い捨てのものより替え刃式のほうが良質と言われている。また、刃はこまめに取り換えるように。

素肌に直接カミソリを当てるのはNG

カミソリを当てたときの刃のすべりをよくするため、石けんの泡やシェービングフォーム、乳液、クリームなどの潤滑剤の役目となるものを必ず塗ろう。たっぷり塗ると毛が浮くので、肌への負担が少なくなる。

毛の流れに沿って剃る

実際に剃るときはカミソリをやさしく当て、毛の流れに沿って上から下へと剃る。刃を強く当ててしまうと角質を取り過ぎてしまい、かゆみや赤みが出ることがあるからだ。なお、チクチク残るのが気になる部分だけは気をつけながら逆剃りするのもよいだろう。

剃った後のケア

しっかり保湿&UV対策

剃ることで古い角質も取り除かれるので、肌が乾燥しやすくなる。ボディークリームや乳液などで十分な保湿をしつつ、日焼け止めなどで紫外線対策もしっかりとしよう。

炎症を起こして赤くなったら冷やす

炎症は冷やすと多少治まるため、保冷剤をタオルでくるんで当て、患部を冷やそう。

剃るのは手軽で時間もお金もさほどかからないが、剃り方や剃る前後のケア次第で処理後の肌は大違いになる。大切な肌に無用なダメージは禁物。丁寧なセルフケアで、カミソリ負け知らずの「ムダ毛レス印象」を目指そう。

ただ、肌が敏感になりがちな生理前や睡眠不足などで体調不良のときは、処理を見送るのがベター。ムダ毛問題とは焦らずに向き合っていくのが肝心と心得よう。

からだエイジング