新たな名前となったタブ、Browseは、新たな音楽との出会いの場を演出する場として設計されていることがわかる。これまでのNewタブの役割を引き継いでいるが、それだけではない。

新たな音楽との出会いを演出するのがBrowseタブ。これまでNewやその階層の下にわかりにくく配置されていたプレイリスト一覧も、スッキリ整理された

このタブで最も重要な変更は、プレイリストへのアクセス方法がよりすっきりとしたことだ。プレイリストの重要性は前述の通りだが、実に複雑な遷移を経なければアクセスできなかった。

プレイリストを探す場合、Newタブのバナーをクリックする、という一貫性のない操作を余儀なくされていたからだ。Browseタブには、プレイリストへのリンクがメニューに用意されたため、よりわかりやすくなった。

また、Browseタブでは、ランキングもメニューに追加され、ヒットチャートの楽曲を見つけやすくなった。また、ピックアップ、ジャンルごとのページへも、Browseタブからアクセスすることになる。

ちなみに、macOS Sierraの開発者向けプレビュー版では、Browseタブが「絞り込み検索」というタイトルに和訳されていた点が気になった。「ブラウズ」とカタカナで表記したほうがわかりやすい、と感じている。