ソニーは6月23日、サウンドバー「HT-NT5」のソフトウェアアップデートを提供開始した。これにより、ワイヤレススピーカーをリアに配置してサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」を楽しめるようになる。アップデートは、ネットワーク経由かUSBメモリ経由のいずれかで行う。

HT-NT5

Wireless Surroundは、親機にサウンドバーやAVアンプ、左右リアスピーカーにワイヤレススピーカー2台を割り当てることで、サラウンド環境を構築するシステム。2016年6月現在、Wireless Surround対応機器は(対応予定を含む)、親機がサウンドバー「HT-NT5」とAVアンプ「STR-DN1070」、ワイヤレススピーカーが「SRS-ZR7」と「SRS-HG1」となっている。

Wireless Sroundのイメージ

SRS-ZR7とSRS-HG1はすでにWireless Surroundをサポートしていたが、対応する親機がなかった。このたび親機となるHT-NT5が対応したことで、Wireless Surround環境を構築できるようになった。AVアンプのSTR-DN1070は、2016年10月以降に行われる予定のソフトウェアアップデートでサポートする。

このほか、以下の機能も追加している。

  • Google Cast for audioにおけるミラーリング機能(Googleのサービス開始以降に使用可能)
  • ワイヤレスマルチルームでのUSB音楽再生