マーシュは6月22日、「ふるさと納税」に関する調査の結果を発表した。同調査は5月11日、「ふるさと納税」を知っている全国の20~60代男女800名を対象に、インターネットで実施している。

「ふるさと納税をしたことがあるか」を聞いたところ、全体では12.7%が「ある」と回答した。性別ごとにみると、男性が14.0%、女性が11.5%となった。

「ふるさと納税」をした金額を聞くと、平均値が4万6,803円、中央値が3万円となった。年代別にみると、最も高かったのは「50代」で6万4,105円だった。次いで「40代」が5万9,050円、「30代」が3万8,333円、「60代」が3万3,666円となった。

「あなたが直近で『ふるさと納税』をした年についてお伺いします。『ふるさと納税』をした金額をお知らせください」

「これまでにふるさと納税をした都道府県」を聞いたところ、1位は「北海道」(25.5%)だった。次いで2位は「山形県」「宮崎県」(ともに15.7%)、4位は「長野県」(9.8%)、5位は「佐賀県」(8.8%)となった。

「あなたがこれまでに『ふるさと納税』をした都道府県を全てお知らせください」(複数選択可)

「ふるさと納税でもらったお礼の品」を質問すると、最多は「肉」(57.8%)だった。次いで「米」(34.3%)、「魚介類」(29.4%)。以降、「果物類」(15.7%)、「海老・カニ類」「加工品」(ともに12.7%)と続いた。

「あなたがこれまでに「ふるさと納税」でもらったお礼の品を全てお知らせください」(複数選択可)

「ふるさと納税をしない理由」について聞いたところ、1位は「手続きが面倒だから」(47.0%)だった。次いで2位は「仕組みがよくわからないから」(44.6%)、「特に支援したい地域がないから」(17.3%)。以降、「魅力的なお礼の品がないから」(9.5%)、「自分にふるさと(生まれ故郷)がないから」(8.3%)となった。