Threatpost - The First Stop For Security News

6月8日(米国時間)、Threatpostに掲載された記事「Google To Deprecate SSLv3, RC4 in Gmail IMAP/POP Clients|Threatpost|The first stop for security news」が、6月16日からGmailでIMAP/POPにおけるSSLv3およびRC4のサポートが順次廃止されると伝えた。Googleは古いIMAP/POPメールクライアントを使っているユーザーに対してより新しい方式をサポートしたバージョンへアップグレードまたは移行することを推奨している。

SSLv3およびRC4が安全と言えないことはすでに数年前から指摘されており、さまざまなサービスや業界でこれらを廃止する取り組みが進められている。Googleも自社のサービスでこれら機能のサポートを停止していくことを発表しており、Gmailにおいてもサポートを中止することは以前からアナウンスしていた。

最新のメールクライアントを使っている場合は問題がないケースがほとんどだが、古いメールクライアントを使い続けている場合は注意が必要。古いメールクライアントの中にはSSLv3やRC4といった古い方式しかサポートしていないものがある。こうしたメールクライアントはGmailにおけるSSLv3やRC4のサポートが廃止されると、Gmailを利用できなくなる可能性がある。古いメールクライアントを使っている場合はより新しいメールクライアントへ移行することが望まれる。