CitrixとMicrosoftはこのほど、クラウド上の仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップ、ネットワークデリバリー、およびエンタープライズモビリティ管理の分野における今日のユーザーのニーズを満たすため、両社の戦略的パートナーシップを拡大することを発表した。

両社はパートナーシップ拡大の一環として、利用者の組織内への Windows 10 Enterprise の導入に柔軟なオプションを提供する。

Citrixは今年後半、ユーザー単位のWindows 10 Enterprise ライセンス(Current Branch for Business)を保有している利用者に対して、Citrix XenDesktopVDI ソリューションを通じてAzure上でWindows 10イメージを管理するオプションを提供する計画。

これにより、仮想アプリケーションや仮想デスクトップを導入しやすくなり、また Microsoft のクラウドソリューションの利用者によるWindows 10の採用が促進されるとしている。

Citrix XenAppおよびCitrix XenDesktop上で、最適化されたSkype for Businessを利用し、ユーザーに一般の電話と同等レベルのコミュニケーション環境を提供できるようになる。

また、利用者はXenAppを利用することにより、Office 365のサブスクリプションをより完全に利用可能なOfficeのプラグインやマクロを含む、Office 365 のフルバージョンを実行できるようになる。