世界のAPIを取り扱うWebサイトProgrammableWebに新たなAPIが追加された。追加されたのは、IoTや医療、金融、認識など18のAPI。同Webサイトでは、2005年以来、世界中からAPIの登録をし続けており、現在累計で15,000を超えるAPIが登録されている。

ProgrammableWebでは、今回登録されたAPIのいくつかを採り上げ、紹介している。

顔や性別や年齢など写真の中にある人物の情報を返すAPI。泳いでいれば、people swimming、建物の写真であればbuildingとカテゴリを返す。進化を続けるマシンラーニングで、有名人(セレブリティ)の顔も認識するMicrosoftのComputer Vision API。公式ページの方では、画像のURLを貼り付けることで実験できるようになっている。

キャンプ専用のヘルスケアポータル「campdoc

キャンプにおける健康状況の確保のための情報を提供するDocNetworkのCampDoc APIは、アレルギー、投薬、などキャンプにおける個人の健康状況の記録、トラッキングを行うためのAPI。平地とは異なる山岳でのアクシデント、サマーキャンプを迎えるこれからに、万全の準備を整えられる。ポーランドの企業dNeural提供のアダルトコンテンツの探知をおこなうnullnude API。サービスから自動的に好まれないヌード写真を取り除いたりという具合に利用できる。

YouTube for Developersが提供するYouTube Mobile Data Plan API。ユーザーのデータプランの最適化を行うためのAPIで、4月27日に公式ブログで発表されたもの。いくつかのパートナー達とCarrier Plan Identifier (CPID)と呼ばれるメカニズムを使い、ユーザーのデータ利用量の最適化を目指していくAPIとなる。

そのほかW3Cが、決済のためのインタフェースとして草案として公開したpayment APIやZeit, Inc.が提供するNode.jsを手軽にクラウド上で展開するZeit Now APIなどが紹介されている。