4月29・30日の2日間にわたって開催された「ニコニコ超会議」が閉幕した。「ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現する」をコンセプトに2012年から始まった同イベントも今年で5回目。もともと多様なジャンルが集まるイベントだが、今年はさらに歌舞伎や野球まで取り込んで史上最大規模での開催となった。

イヤミとチビ太が女体化したイヤ代とチビ美

そんな「ニコニコ超会議」を彩るのが、たくさんのコスプレイヤーたちだ。カオスなニコニコ動画カルチャーを象徴するように毎年多様なコスプレが登場し、来場者の目を楽しませてくれている。

「ニコニコ超会議2016」のコスプレ事情はどんなものだったのか。写真とともに振り返ってみよう。

おそ松さんがイケメン化したF6

まずは旬なところで外せないのがアニメ『おそ松さん』。昭和を代表するギャグアニメ『おそ松くん』の10年後を描いた同アニメは同時期に放送されていた作品の中でもずば抜けた人気を誇り、社会現象ともいえるムーブメントを生み出した。ニコニコ動画でも多数の関連動画が投稿されており、放送が終了した現在もファンの熱はまったく冷めていない。

超会議でもおそ松さんのコスプレはかなり見かけたほか、おそ松さんが8頭身のイケメンバージョンになった「F6」や、ユニークなところでイヤミとチビ太が女体化したイヤ代とチビ美のコスプレも何度か遭遇した。

2016年といえばもう一つ、忘れてはいけないのが任天堂から発売されたゲーム『Splatoon』だ。ニコニコ動画でも一時期、Splatoonでランキングが埋め尽くされるほどの人気となった。

超会議で多かったのは、ゲームをガイドしてくれる2人組のアイドル「シオカラーズ」のコスプレ。ひと目でそれとわかる特徴的なルックスも人気の理由だろうか。

シオカラーズのホタル

女性コスプレイヤーで多かったのは何といっても『ラブライブ!』だ。たくさんのアイドルを育成する音ゲーで、メインターゲットは男性ユーザーだが、実は女性にも高い人気を誇るコンテンツである。キャラクターの多さと衣装の可愛らしさはまさにコスプレ向き。同じキャラクターでもいろいろな衣装があるのも人気のポイントかも。

『ラブライブ!』の東條希

同じく『ラブライブ!』より小泉花陽

こちらも小泉花陽の衣装違い

こちらも小泉花陽

『ラブライブ!』より南ことり

『ラブライブ!』より星空凛

ゲームといえば男女問わず人気がある『艦隊これくしょん』。こちらのコスプレも相変わらずの人気。

『艦これ』電

ニコ動では不動の人気を誇るコンテンツ「ボーカロイド」のコスプレも多い。初音ミクはもちろん、その他のキャラクターも見かけることが多かった。ボーカロイドはやはり楽曲によって衣装がいろいろと変わる。『ラブライブ!』と同じく、コスプレ人気の高さにはそういう理由もあるのかもしれない。

こちらは初音ミク

こちらも初音ミク

楽曲によってミクの服装はがらりと変わる

こちらは「千本桜」のMEIKO

女性だけでなく、男性のコスプレイヤーもたくさんいる。ちょっとひねったユニークなコスプレが多いのも特徴だ。

『銀魂』マダオ

『俺物語』剛田猛男

デーモン閣下

会場内ではデーモン閣下そっくりのコスプレイヤーに驚かされたが、これは今年の超音楽祭ブースにデーモン閣下本人が出演したことを記念したものだろうか。それにしても衣装のクオリティに驚かされる。

超会議2日目にはサプライズも起きた。

コスプレイヤーを取材していたところ、アメコミヒーローの「キャプテン・アメリカ」と「アイアンマン」が登場したのだ。実はこれ、コスプレではなく、映画『シビル・ウォー』のPRで各ブースを回っている途中なのだ。たまたま遭遇できたのはラッキーだった。

今年ブレイクした人気コンテンツはもちろん、ボーカロイド(それも楽曲に合わせた衣装)などニコ動ならではの定番コンテンツも充実。今回の超会議もたくさんのコスプレイヤーたちが会場を華やかに彩ってくれた。