英国出身のシンガーソングライターとして活躍していた故エイミー・ワインハウスさんの生涯を追ったドキュメンタリー映画『AMY エイミー』(7月16日公開)のポスタービジュアルと新たな予告映像が29日、公開された。

映画『AMY エイミー』ポスタービジュアル

エイミーさんは生前「Rehab」「Tears Dry On Their Own」「Back To Black」などの大ヒット曲を生み、グラミー賞5部門を受賞。世界を熱狂させるも2011年、27歳で早世した。そんなエイミーさんを描いた本作は、第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞するなど世界の映画祭で30冠以上を獲得しており、ドキュメンタリーとしては異例の全世界興収約28億円となるヒットを記録。解散した英国のロックバンド・オアシスのドキュメンタリー制作にも携わり、話題を呼んでいるアシフ・カパディア監督がメガホンを取る。

ポスターには、エイミーさん本人のビジュアルを大きく配置。トレードマークであったアイラインを跳ね上げたメイク"キャット・アイ"や、左肩のタトゥーが際立つデザインに仕上がっており、隣には「わたしは、ただ歌いたいだけ」とのキャッチコピーが書かれている。また、写真のモノクロは、今年7月23日で没後5年を迎える彼女への追悼の意が込められているほか、映画タイトルのロゴにはピンクを使用することで、本作で描かれるエイミーさんのかわいらしい"女の子"の一面を表現している。

予告編は、レディ・ガガやローリング・ストーンズなど世界の大物ミュージシャンから絶賛されたエイミーさんの歌声からスタート。ブルーノ・マーズなどを手掛けるプロデューサーのマーク・ロンソンと共に行われた米国・ニューヨークでのレコーディング映像の一部を垣間見ることできる。後半には、家族や友人らが提供したプライベート映像も収録。華々しいスポットライトを浴びて、スターとしてマスコミから追われる一方、自分を支えてくれる人々と過ごす"女の子"としての自然な表情も映されている。なお、予告内で使用されている楽曲「Back To Black」は本編でも失恋を乗り越えて誕生した背景が描かれる。

映画メインビジュアル (C)Rex Features


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