LIXILは4月7日、一般的なアルミ窓(複層ガラス)と同等価格のハイブリッド窓「サーモスL」を開発し、西日本地区で6月1日から、東日本地区で8月1日から販売を開始すると発表した。

サーモスLはアルミと樹脂のハイブリッド構造を採用しており、断熱性能は一般的なアルミ窓(複層ガラス)と比べると熱貫流率4.07W/m2・K(H-2等級)から3.49W/m2・K(H-3等級)に向上。また、Low-E複層ガラスと組み合わせることで2.33W/m2・K(H-5等級)に向上した。

また、フレームの見付部分(正面から見えるフレームの幅)を補足し、より熱を通しにくい高性能なガラスの面積を最大化するという設計コンセプトのものと、一般的なアルミ窓と比べてガラス面積を15%拡大。また、フレームを約50%スリム化し、室内からフレームが見えないすっきりとした窓辺を実現するとしている。

従来品 アルミ窓とサーモスLの違い