BearTailは4月4日、クラウド経費精算サービス「Dr.経費精算」コーポレートプランのオプションとして、交通系ICカードび読み込み機能を搭載した専用タブレットのレンタルサービスを開始すると発表した。

「Dr.経費精算」の画面

Dr.経費精算コーポレートプランは、企業内で紙やExcelで管理している経費管理をクラウド上で申請承認できるワークフローを実現するもの。スマートフォンやWebブラウザから領収書を撮影、送信すると、保守義務を結んだ2000名以上の入力オペレーターが、ユーザーが撮影した領収書を代行して入力する。

自動取得ではクレジットカードのほか、モバイルSuica、SMART ICOCAなどの交通系ICカードにも対応している。

今回発表したサービスは、Dr.経費精算コーポレートプランのオプション機能として提供され、月額1万円台で、専用タブレット(Google Nexus 10)をレンタルできるもの。タブレットに交通系ICカード(Suica、PASMOなど)をかざすことで、Dr.経費精算へのデータの取り込みを自動的に行う。

一度読み込ませたことがある交通系ICカードは、次回以、降乗車履歴データが自動的に転送されるようになり、取り込まれたデータは、ビジネスで利用したもののみを選択して、経費として登録が可能。これにより、面倒な交通費検索や入力から開放されるため、電車を多用する営業職が多い企業の活用を期待できるという。