ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は3月15日、「Microsoft Dynamics CRM Online 導入サービス」を開始することを発表した。

「Microsoft Dynamics CRM Online 導入サービス」のイメージ

「Dynamics CRM Online(Dynamics CRM)」は、顧客関係管理と営業プロセス・案件管理を可能にするサービス。クラウドサービスのため、時間や場所の制約がなく、各種デバイスから情報のアップデートや閲覧が可能となっている。

同社は2011年から4年以上、「Dynamics CRM」を運用してきたという。この経験をもとに、マイクロソフト製品とSBTのソリューションを組み合わせることによって、新サービスを提供していくという。

「Dynamics CRM」は、Microsoft Azure上で稼働させているSBT自社ソリューションのOSG(Online Service Gate)やAoC(ADFS on Cloud)を併用することによって、スマートフォンやタブレットなどを社外利用するシーンにおいても、ユーザーIDやモバイルデバイスを一元管理し、システムへのアクセス管理・制御をユーザに意識させることなく、高いセキュリティレベルを維持できるとしている。また、そのほかにもOffice 365やEMSとの連携も可能だ。

新サービスの価格は個別見積もり。同社は、2018年3月末までに150社への導入を目標に掲げている。