トランスコスモスは3月14日、AppsFlyerと提携し、AppsFlyerが開発・提供するスマートフォン向けモバイル広告効果測定プラットフォーム「AppsFlyer(アップスフライヤー)」の取り扱いを開始したと発表した。

スマートフォン向けモバイル広告効果測定プラットフォーム「AppsFlyer」ロゴ

インターネットを利用するデバイスが、PCからスマートフォンへシフトする中、スマートフォン広告の市場は引き続き大きく成長することが見込まれていることから、トランスコスモスはアプリマーケティング関連のサービスの拡充と専任スタッフの育成を行っていく。今回はその第1弾となる。

AppsFlyerは、2011年にイスラエルで創業したモバイル広告効果測定プラットフォームを提供する企業。FacebookおよびTwitterの公式モバイル測定パートナーであるとともに、1500以上のモバイル広告ネットワークや分析プラットフォームと連携し、年間40億ドル以上のモバイル広告費、月間8億件以上のモバイルアプリ・インストール数を対象に効果測定を行っている。公平で独立したインストール属性分析は、世界各国1万社以上で利用され、日本ロレアル、バイドゥ、ディー・エヌ・エーをはじめとする企業が主要顧客となっている。

SDK(ソフトウェア開発キット)を導入するだけでモバイル広告キャンペーン、アプリ内エンゲージメント、顧客生涯価値(Life Time Value)、投資対効果(ROI)、リターゲティングキャンペーンなどの効果検証が可能。また、AppsFlyerの独自機能であるOneLinkを利用することで、広告をクリックしたユーザーのアプリのインストール有無を認識し、すでにアプリをインストールしているユーザーにはディープリンクでアプリ内のキャンペーンページを表示したり、アプリインストールまたはアプリ内イベントにおいて、有益なユーザーの獲得に貢献したメディアソースを表示したりすることができる。