俳優・東出昌大が主演する日本テレビ系スペシャルドラマ『さよならドビュッシー ~ピアニスト探偵岬洋介~』(18日21:00~22:54)の先行試写会がこのほど、都内で行われ、来場した原作者の中山七里氏が「非常に理想的な映像化だと思います」と太鼓判を押した。

『さよならドビュッシー』原作の中山七里氏

このドラマは、将来を嘱望されながら検事を辞職してピアニストへの道を歩み始めた東出演じる岬洋介が、莫大な遺産を相続した教え子・真田遥(黒島結菜)の周囲で起きる難事件に挑むヒューマンミステリー。

中山氏は「原作にあるエピソードを過不足なく入れていただいて、なおかつ、ふくらませて入れていただいたという感触があります」と感想を述べ、「非常に理想的な映像化だと思います」と評価。試写での周囲の人たちの緊張と緩和の空気感が伝わってきたといい、「実際にはドロドロした話なので、ピアノの音で緩和され、ちょうどいいアクセントになっていると思います」と分析した。

また、劇中では常に音楽が流れているため、「シーンとした時のメリハリがすごくよく合ってると思います」と感想。そのため、「お茶の間で見ていただくには環境音を整えて、テレビの音だけに集中してご覧いただきたいです」とメッセージを寄せた。