2016年、EDIFICEはイタリアのF1チーム「スクーデリア・トロ・ロッソ」をサポートする

3月2日、東京都内の会場にてカシオの2016春夏・時計新製品発表会が行われた。今回のテーマは「進化、そして革新。~時代が求める真の価値を目指して~」だ。ここではメタルウオッチの「EDIFICE」と「OCEANUS」の新作を紹介しよう。

GPSハイブリッド電波ソーラーやBluetooth SMARTによるスマートフォン連携、昨年(2015年)秋モデルから採用されたデュアルコイルモーターといったキーデバイスに加え、再結晶ブルーサファイアやブルーセラミックベゼル、ザラツ研磨など特殊な素材、加工技術を多く投入されるメタルウオッチ。

今回の「EDIFICE(エディフィス)」と「OCEANUS(オシアナス)」においては、商品展開の幅を広げる「進化」に比重を置いた展示となった(掲載した写真はすべて、クリックで拡大表示。掲載価格はすべて税別)。

デュアルワールドタイム表示が可能な電波ソーラーEDIFICEの新モデル

EQW-T630JDシリーズは、すでに海外で発売されているモデルの日本国内版だ

スマートフォン連携機能を持つ「EQB-500」や「EQB-510」のデュアルワールドタイムダイヤルを受け継ぎつつ、時計合わせのシステムを電波ソーラー「マルチバンド6」とした新モデルが登場。「EDIFICEのワールドタイムモデルが欲しいけれど、スマートフォン連携より電波時計がいい」というユーザー層に強くアピールする。

また、熟成されたタフソーラーとマルチバンド6の技術により、ケースをぐっと小型化。ケース外形44.0mm(縦)、薄さ11.6mm、重さ151gと、男性女性を問わず身に付けられるサイズもポイント。ケース、バンドともにステンレス製で10気圧防水。サマータイム自動設定機能、衝撃によって針の位置がずれてしまった場合でも自動的に調整する、針位置自動調整機能付きだ。

シリーズは4モデルで展開。ケースとベゼル、バンドをブラックIP処理した「EQW-T630JDC-1AJF」(4万9,000円)、ブラックIPベゼルにブラックダイヤルの「EQW-T630JDB-1AJF」(4万2,000円)、シルバーケースにブラックダイヤルの「EQW-T630JD-1AJF」(3万9,000円)、シルバーケースにネイビーダイヤルの「EQW-T630JDC-2AJF」(3万9,000円)。4月発売。

ケースとベゼル、バンドをブラックIP処理したEQW-T630JDC-1AJF

ブラックIPベゼルにブラックダイヤルのEQW-T630JDB-1AJF

シルバーケースにネイビーダイヤルのEQW-T630JDC-2AJF