ペンシルは3月1日、同社が提供する戦略的サイト分析ツールである「スマートチーター」のメジャー・アップグレードとして「スマートチーター17.0」を提供開始した。今回のアップグレードでは、新機能としてマイクロモーメント分析やサーカディアンリズム分析などを搭載している。

主な新機能は、マイクロモーメント分析、サーカディアンリズム分析、フォームモチベーションマップ、計測タグの簡素化・運用効率化である「タグログX」の運用開始、キャプチャデータのクラウド化、モチベーションマップに誘導元の絞り込み機能の実装。

マイクロモーメント分析の画面サンプル

マイクロモーメント分析は、「行動スライスタイプ(ながら見している人)」や「タスク分散タイプ(隙間時間に見ている人)」などユーザーをタイプ別にセグメントし、それぞれの閲覧行動にどんな違いがあるのかを分析する機能。

サーカディアンリズム分析の画面サンプル

サーカディアンリズム分析は、ユーザーが時間帯や、平日・休日でどのようにCV傾向が変わるかを分析する機能。

フォームモチベーションマップの画面サンプル

フォームモチベーションマップは、フォームの分析に特化したモチベーション・マップ。ページを40px単位で分割し、どのエリアを見ている時間が長いかなどが分析可能になったという。

なお、従来バージョンを導入済のサイトは、全て自動的に新バージョンへとバージョンアップし、ログインIDやパスワードはそのまま使用可能であり、URLや数値にも変更は無いとのことだ。