東京都・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムは、日本の伝統工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見する展覧会「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」を開催する。会期は4月9日~6月5日(水曜休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。

M《UFO鍋》 植葉香澄、奈良美智、中田英寿 2010年 茨城県陶芸美術館蔵
(c)植葉香澄、奈良美智、中田英寿 (c)Junichi Takahashi

《Infinite Shadow》 中臣一、森田恭通、中田英寿 2013年 青木信明蔵 (c)Junichi Takahashi

《極上の真珠と繊細なる螺鈿。 漆のバングル》 山村慎哉、テレジータ・フェルナンデス、ヴァネッサ・フェルナンデス、株式会社TASAKI、中田英寿 2015年 個人蔵 (c)Takaya Sakano

同展は、元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつである「REVALUE NIPPON PROJECT」で生まれた作品を展示するもの。「REVALUE NIPPON PROJECT」は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としている。同プロジェクトでは、毎年「陶磁器」、「和紙」、「竹」、「型紙」、「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作する。参加アーティストは、北川一成、隈研吾、小山薫堂、佐藤オオキ、佐藤可士和、佐藤卓、柴田文江、奈良美智、蜷川実花、深澤直人、他。さらに、この制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っており、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語られている。

《光器》 新里明士、宮島達男、藤原ヒロシ 2010年 茨城県陶芸美術館蔵

《風雲波輪》 起正明、新立明夫、白洲信哉 2014年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵 (c)Junichi Takahashi

《Life size polar bear in papier mache》 橋本彰一、片山正通、NIGO(R) 2011年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵 (c)Junichi Takahashi

また、関連プログラムとして、シンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」が開催される。パネリストは見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、中田英寿。開催日時は4月23日14:00~16:00。参加費は無料だが、同展の観覧券が必要となる。そのほか、「竹ワークショップ 竹玉ペンダント作り」(4月16日)、「和紙ワークショップ 張子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」(5月7日)、「型紙ワークショップ 伊勢型紙の技法で『しおり』作り」(5月14日)、「漆ワークショップ 色漆と金粉で飾るオリジナルの箸を作ろう」(5月28日)が開催される。参加費・申込方法など詳細は同展Webページにて。

なお、同展はホームページ割引を行っており、引換券を提示すると入場料が100円割引となる。