パシフィコ横浜で2月28日まで開催中の「CP+2016」。初日のリコーブースにて一時、タッチ&トライが70分待ちとなったほど人気爆発状態にあるのが「PENTAX K-1」。今回初お目見えとなるフルサイズセンサー搭載一眼レフは、CP+2016一番の話題作といっても過言ではないだろう。

「PENTAX K-1」のほかにも、「GR II」「WG-M2」「THETA S」など、バラエティ豊かかつ個性的な製品を揃えるリコーブース

PENTAX K-1のタッチ&トライコーナー。待ちわびたファンからの質問が引きも切らない

取材時の待ち時間は約40分。土曜、日曜はもっと混むことだろう

写真で見る「PENTAX K-1」

CP+2016の会場に来たら、これを見ずには帰れない! と言いたいPENTAX K-1だが、とにかく全体像を眺めることすらままならないほどの人気。泣く泣く諦めた方も少なくないだろう。そこで、ここでは多めに写真を掲載する……けれど、やはりできる限り本物を見て、触っていただきたい!

HD PENTAX-D FA 28-105mm F3.5-5.6 ED DC WRを装着したPENTAX K-1

ユニークな形状のペンタプリズム部。フラッシュは内蔵しない

モードダイヤルに注目。ユーザー設定が5つもある。645Zより2つも多い

ペンタ部の脇にある「機能ダイヤル」と、サブ液晶の右に位置する「第3の電子ダイヤル」は連動する。たとえば、サブ液晶前方のダイヤルを「ISO」に合わせると電子ダイヤルでISO変更が、「+/-」に合わせると露出補正が可能に。これは便利!

左右2本ずつのアームが、液晶モニタートレイを複雑に動かす

液晶モニターの左右をつまんで捻りながら引き出せば、一発でこの形に。しかもモニターの中心はレンズ光軸の延長上になる。頭良すぎでしょコレ

液晶モニターをトレイから跳ね上げれば、チルト状態に。モニター上部を奥へ突っ込むと90度以上持ち上がる

レンズ交換時に便利なマウント部LED。電源オフの状態でも光る。なお、実際の光色は白色

フレキシブルに稼働する液晶モニターの裏側にも4つのLEDを装備。暗闇でのボタン操作をアシストする。こちらは電源ON時のみ点灯

グリップ形状は645Zをベースに、Kシリーズで馴染んだ中指部分のえぐれを加えている。まだ最終版ではないので、マウント内の撮影は遠慮したが、ミラーはモーター駆動とのこと。シャッター音がメチャ静か

ミラーの跳ね上げ方を工夫することで、フルサイズながらAPS-C機並みのボディ厚に抑えているという。天才か

カードベイはダブルスロットを採用。ちなみに、ここにもLEDがあり、暗所でのカード交換をアシストする

でもって、レリーズソケットの奥もLEDで光るのだ。ンもう、PENTAXさんってば何やってンの! こういうの大好き!!