CPUにSnapdragon 820搭載

次にCPUやメモリなどを比べていこう。

機種名 Xperia Z4 Xperia Z5 Xperia X Performance
OS Android 5.0(ドコモ版:6.0へのアップデート予定あり) Android 5.1(ドコモ版:6.0へのアップデート予定あり) Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 810(オクタコア、2GHz+1.5GHz) Qualcomm Snapdragon 820(クアッドコア)
内蔵メモリ 3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大128GB) microSDXC(最大200GB)

X Performanceは、CPUにQualcomm Snapdragon 820を搭載する。クアッドコアだが、その処理能力は高く、オクタコアのSnapdragon 810を凌ぎ、発熱性はより低いという。Z4とZ5のプロセッサは同じで、前述のSnapdragon 810(2.0GHz+1.5GHz)になる。つまりX Performanceはより高性能かつ発熱しにくくなったわけだ。

Z4もZ5もやや熱くなりやすいという声が聞かれていたので、Xperiaにとって、これは大きな意味があることだろう。

メモリはZ4、Z5、X Performanceともに3GBだが、現在のOSやアプリであれば通常は快適に動作するので支障はないと思われる。ストレージも32GBで同じだ。

OSはX Performanceが最新の6.0を搭載しているのに対して、Z4は5.0、Z5は5.1。ちなみにどちらも6.0へのアップデートを表明(ドコモ版)しているので、最終的には差がなくなるはずだ。

外部ストレージは3機種ともにmicroSDXCに対応するが、Z4が最大128GBなのに対して、Z5、X Performanceでは最大200GBになる。現実的には128GBのmicroSDXCでさえあまりポピュラーではないので、200GBに対応していれば問題ないだろう。