CD-adapcoは2月24日、エンジニアリングシミュレーションツール「STAR-CCM+ v11.02」をリリースした。

同リリースではシミュレーション結果をインタラクティブに探査、問い合わせするための可視化技術である、データフォーカスを導入したほか、CD-adapcoの顧客フォーラムであるIdeaStormに投稿されたアイデアをベースとして「局所サーフェースリメッシング」「DEMの円筒形状粒子」など40の機能が追加された。また、新しい仮想製品開発(VPD)ツールであるAdmixtusが導入され、同ツールをSTAR-CCM+と共に使用することで、化学とプロセス産業分野ではワークフローを自動化することで大幅に生産性を向上できるとしている。

同社は「本リリースは新しいモデリング機能を提供し、当社のミッションであるお客様のより良い設計をより速く見つけることを一層支援し、生産性とユーザビリティの強化をもたらします。」とコメントしている。

航空機の着陸時の車輪後部のウェイク