俳優・柄本佑と女優の水崎綾女が、現在放送中のTBS系ドラマ『わたしを離さないで』(毎週金曜22:00~22:54)に、2月27日放送の第7話から出演することが18日、わかった。NHK連続テレビ小説『あさが来た』の惣兵衛役で注目を集めている柄本と、主演の綾瀬はるかの共演は、2004年の同枠ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』以来12年ぶりとなる。

第7話から加藤役として出演する柄本佑

本作は、英国で100万部を超える大ヒットとなったカズオ・イシグロ氏の同名小説の初ドラマ化作品。第5話まで放送を終え、物語は第2章のコテージ編の真っ最中。使命である"提供"が開始されるまでわずかな自由が許されている恭子(綾瀬)たちは、他者と生活する中で自分たちが創り出された意味を求めようと必死にもがいている。2人が登場する第7話から最終章・希望編へと移り、数々の謎が明らかになっていく。

柄本が演じるのは、綾瀬演じる恭子が介護人を務める提供者・加藤。すでに提供が始まっており、提供者としてある意味で達観している男で、心のうちも不思議と加藤には話せてしまうなど恭子にとって心のよりどころとなる人物だ。一方、水崎が演じるのは、三浦春馬演じる友彦と新たに関わることになる女性・中村彩。陽光学苑とは別の施設で育ち、劣悪な教育環境だったものの、すれることなく心優しく友彦に寄り添う。

柄本は「綾瀬さんとお会いするのはほぼ『セカチュー』以来なのですが、何も変わらずに関係が続いていたかのようで、ちょっと同級生に再会した感じに似ていました。とても 楽しいです」と12年ぶりの共演を楽しんでいる様子。「難しいテーマであり、なおかつ途中からの参加なのですが、なんとかドラマの世界になじめるよう頑張ります」と意気込んでおり、「恭子が父性を感じるような男」を意識していると語った。

水崎は、三浦とは映画『進撃の巨人』以来の共演となり、「映画とはまた違った役で会えるのはうれしいです」とコメント。「愛や友情など人間としての普遍的なテーマを根底に描きつつも臓器提供に関しても扱うお話。重くとられてしまうかもしれませんが、生きる上で目を背けてはならないとても重要なテーマのドラマだと思いますので、私も生に向かって懸命に生きる彩という役を精いっぱい演じたいと思います」と話している。

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