さくらインターネットは2月17日、さくらインターネット研究所の検証環境において、次世代広帯域通信技術である100 Gigabit Ethernetを搭載したサーバによる、ソフトウェア・ルーティング接続の実証実験に成功したと発表した。

同実験は、普及している10 GbEや40 GbEと、100 GbEの混在したネットワーク構築を可能にする方法を探り、100 GbE NIC(Network Interface Card)での接続やソフトウェア・ルーティングを実現させ、サーバに求められるより広帯域なネットワーク接続へのスムーズな移行を実現するもの。

実証実験で用いたネットワーク構成

同研究所は今回、アルティマが提供するメラノックス製100 GbE Dual Port NICを利用し、従来スイッチを用いて接続する必要があった10 GbE/40 GbEと100 GbEを、ソフトウェア・ルーティングで代替する方法に成功したという。

メラノックス製100 GbE Dual Port NIC