FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSを上手く利用したWebキャンペーンの参考事例をまとめてご紹介!

こんにちは、SMMLabの藤田です。

ソーシャルメディアを使ったキャンペーンが一般化し、利用の仕方にも変化が出てきました。そこで、2016年からは様々な形で、WebキャンペーンにSNSを上手く利用している参考事例を集めてご紹介します。

施策内容や「話題」となったポイント、SNSの使い方などを、自社の企画にどう取り入れていくか、ぜひご参考ください!

———— INDEX —————

■ 森永製菓:森永2016バレンタインキャンペーン「いざ、セルフバレンタイン!汝、全力で自分を愛せ!」
■ グランド ハイアット 東京:SNSで大切な人にメッセージを!Message of LOVE キャンペーン
■ イトメン:残念なイトメン応援キャンペーン
■ アイリスオーヤマ:花粉吸いすぎちゃってごめんね Twitterキャンペーン
■ びゅうトラベルサービス:スキー・スノボ・雪遊び 動画投稿キャンペーン
■ J:COM:『J:COM みんなで雪まつり』~みんなの写真で雪だるまを作ろう~

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森永製菓:森永2016バレンタインキャンペーン「いざ、セルフバレンタイン!汝、全力で自分を愛せ!」

URS:https://www.morinaga.co.jp/2016vd/

企業名:森永製菓株式会社
利用メディア(ツール):Twitter、Facebook
実施期間:2016年1月15日~2月7日

森永製菓株式会社は、2016年バレンタインデーに向け、Webと店頭が連動したセルフバレンタインキャンペーン「いざ、セルフバレンタイン!汝、全力で自分を愛せ!」を実施中。 FacebookかTwitterから「#セルフ愛2016」というハッシュタグをつけて「自分を愛でる一言」を投稿すると、抽選で計20名にチョコレート詰め合わせがプレゼントされます。

日頃頑張っているのになかなか褒められることがない、自分への最大の愛情表現を投稿するという「セルフバレンタインキャンペーン」は、バレンタイン商戦期間の購入の大半が自分のための購入であるという調査結果に基づく企画。2016年のバレンタインデーは日曜日ということもあり、自分へのご褒美チョコという最近のトレンドを上手く取り入れています。

グランド ハイアット 東京:SNSで大切な人にメッセージを!Message of LOVE キャンペーン

URS:http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/love-sns/

企業名:グランド ハイアット 東京
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter、Instagram
実施期間:2016年2月2日~3月14日

グランド ハイアット 東京では、大切な人を想うバレンタインやホワイトデーに、愛する人や家族、友人、お世話になっている上司や同僚など、大切な方にSNSで日頃の感謝のメッセージを贈るキャンペーン「Message of LOVE」を実施しています。
Facebook、Twitter、Instagramからメッセージを贈りたい相手をタグ付けして投稿すると、感謝メッセージを「贈った人」「受け取った人」両方の中から抽選で、グランド ハイアット 東京 「グランド エグゼクティブ スイート」の宿泊券やディナー券がプレゼントされます。相手をタグ付けするという仕組みを使うため、メッセージを贈りたい相手が該当ソーシャルメディアを使用していることが条件にはなりますが、生活者同士の関係性の中にブランドが自然に入っていける企画となっています。

イトメン:残念なイトメン応援キャンペーン

URS:残念なイトメン応援キャンペーンサイト
http://www.itomen.com/omoshiro/
キャンペーン情報サイト「もう一つの即席ラーメン物語」
http://www.itomen.com/majime/

企業名:イトメン株式会社
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter
実施期間:2015年12月~終了未定

イトメン株式会社は、「袋麺」「カップ麺」の製造を日本で2番目に手掛けた、老舗の製麺メーカーですが、全国的な知名度は低く“残念”な状態であることを、逆にSNSでアピールして認知を広げようと言うユニークなキャンペーン。
「#イトメン知らない」「#イトメン知っている」という2つのハッシュタグを用意して、FacebookとTwitteで応援メッセージを募集するというシンプルな企画ですが、思わず応援したくなるネタ的なコンテンツを掲載したキャンペーンページのバイラル効果で、沢山の応援メッセージが集まっています。
さらに、「知っている」という人を取材して動画をYouTubeの公式チャンネルに掲載。併せてブランドストーリーを真面目に(URLがmajime!)まとめたキャンペーン情報サイトも用意するなど、各メディアの連携に工夫が光ります。また、ジェネレターアプリを活用した「イトメン川柳」では、投稿にイメージキャラクターの「とびっこ」がウィットに飛んだ感想を返信していて人気となっています。

蛇足ですが、このキャンペーンのプレスリリースがまた秀逸!ぜひご一読ください。
http://www.itomen.com/pdf/20151216.pdf

アイリスオーヤマ:花粉吸いすぎちゃってごめんね Twitterキャンペーン

URS:https://www.irisohyama.co.jp/kahun-air-cleaner/campaign/

企業名:アイリスオーヤマ株式会社
利用メディア(ツール):Twitter
実施期間:2016年1月28日~2月25日

1月下旬から2月は「花粉症」関連のSNS投稿が増える時期。さらにSNSキャンペーンも多数実施されるため、テーマが重複しやすく差別化が難しくなっています。そんな中で、アイリスオーヤマが開催しているキャンペーンは花の写真をTwitterに投稿するというもの。一見意外なテーマ設定ですが、「自社の花粉空気清浄機が吸い過ぎたため、受粉という本来の目的が果たせなくなった花粉たちの想いを叶えるため」という「ストーリー」を用意することで、一捻りあるキャンペーン企画に仕立てています。また、キャンペーンに物語性を持たせることで、投稿しやすくなる効果も期待できます。

びゅうトラベルサービス:スキー・スノボ・雪遊び 動画投稿キャンペーン

URS:http://travel.eki-net.biz/view/campaign/

企業名:株式会社びゅうトラベルサービス
利用メディア(ツール):Twitter、Youtube、Vine、Facebook、Instagram
実施期間:2016年2月4日~3月21日

株式会社びゅうトラベルサービスはスキー・スノーボード・雪遊びなどの動画を募集。キャンペーンの目的としては、投稿された動画を視聴することによって「スキー場に行きたくなる」人を増やすことでしょう。そのためには実際のゲレンデで撮影されたUGCを集めることが必要ですので、キャンペーンサイトには、審査基準を明記したり、投稿動画のサンプルが用意するなどの工夫がされています。
また、動画はアップロードしやすいYoutube、Vine、Facebook、Instagramを投稿先として用意していますが、その後Twitterにも投稿してもらい、情報拡散につなげるというように、プラットフォームの特徴を活かした設計がされています。

J:COM:『J:COM みんなで雪まつり』~みんなの写真で雪だるまを作ろう~

URS:http://www2.myjcom.jp/special/user/snowfes/cp/

企業名:株式会社ジュピターテレコム
利用メディア(ツール):Facebook、Twitter、Instagram
実施期間:2016年2月29日まで

株式会社ジュピターテレコムでは、「第67回さっぽろ雪まつり」に関連して開催中のイベント「J:COMひろば」に併せて特設サイトを公開。ケーブルテレビ局らしく、会場の様子が24時間見ることが出来るリアルタイムのライブ映像配信も用意されている他、「WEB雪まつり」と題されたコンテンツを用意して、WEB上でも「さっぽろ雪まつり」気分を一緒に楽しみながら参加できるように工夫されています。
その「WEB雪まつり」で実施中の「『J:COM みんなで雪まつり』~みんなの写真で雪だるまを作ろう~」は、「冬の思い出」をテーマにした写真をキャンペーンサイトに投稿すると、画像がキャンペーンサイトで雪になって降り積もり、雪だるまがどんどん大きくなるという参加型の写真投稿キャンペーン。
投稿写真による雪だるまが大きくなるほど、人気キャラクター“ざっくぅ”のグッズ詰め合わせプレゼントの当選者数を増やし、写真投稿後のSNSへのハッシュタグ付きシェアをプレゼント抽選対象の条件にすることで、投稿を増やしシェアの導線で離脱しないようにしています。

本稿は、ソーシャルメディアマーケティングラボにて掲載された記事を転載したものです。

 

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