安全・安心に配慮した機能多数
同様の腕時計型端末は、ドコモが「ドコッチ01」として発売しているが、音声通話機能がなく、「コミニュケーションできないのは、親のニーズを満たしていないのではないか」と山下氏。通話機能に対応することで「いつでも子どもと繋がれる」安心感を提供することを最重要視して開発したと話す。
SMSの送受信機能もあり、子どもが読むと既読通知が自動で返信される仕組みも。mamorino Watch側からの返信も定型文で簡単に送れる。歩きながら利用していると警告する機能も備え、安全にも配慮しているとアピールした。
みまもり機能では、ボタン長押しで防犯ブザーが鳴り、あらかじめ登録した緊急連絡先に自動発信され、同時に現在位置情報も通知される。音声通話によって子どもの状況がリアルタイムに把握できる点が特徴だ。通話は腕時計に向かって話す形になるが、ハウリングしにくくするのが難しかったそうだ。音声はVoLTEに対応しており、高音質な通話が可能。
電話番号の登録といった設定は、親のスマートフォンとBluetoothで接続することで、スマートフォン側からも行える。定型文の登録なども可能。専用のスマートフォンアプリを提供することで、発信やSMSもアプリから一括で可能に。