サイバーエージェントは2月1日、ユーザーのオンライン/オフラインにおける行動情報を分析して最適な広告配信・運用を行うことで、実店舗への来訪促進の最大化を図るというサービスである「Visit Lead(ビジットリード)」を提供開始した。

新サービスは、ユーザーのオンライン上の行動情報と、実店舗への来訪回数などオフラインの行動情報を計測することで、オンラインとオフラインのデータを掛け合わせてユーザーのセグメントを作成し、スマートフォン広告配信の最適化を行う。

Visit Leadの概要

さらに、配信結果を基に分析を行い、リタゲーティング広告の配信などの施策などを実施することで、来訪率を向上させる、より精度の高い運用を継続的に行うことが可能になるとしている。

同サービスはオンラインの店舗に加えて、実店舗を保有する企業や小売店内で自社商品を販売しているメーカーなどの企業を対象に提供を予定。ユーザーの広告接触後の行動分析をオンライン/オフラインを横断して継続的に行い、店舗への来訪率向上のための最適な配信を行うことで、広告主企業の売上向上を目指すという。

業種ごとの利用例

また、広告配信の最適化における指標として「CPV(Cost Per Visit)」を用いることで、配信セグメントごとの集客コストの指標化が可能とのこと。オンラインでの申し込み数や購入数と同様に店舗来訪実績も可視化することで、スマートフォン広告の配信を最適化するとしている。