鼻整形後のリスクと対策は?

芸能人やモデルのスッと通った鼻筋に憧れる人は多いのではないだろうか。「低い」「丸い」「鼻の穴が上向き」「小鼻が大きい」「鼻筋が曲がっている」など、自分の鼻の形状に何らかの不満があればなおさらだ。もし改善したいと思ったら、メイクを頑張ってみるか、それとも美容整形をしてコンプレックスから解き放たれるか……。さまざまな考えがあるが、鼻整形について正しい情報を得ることはきっとプラスになるだろう。

そこで今回は、鼻整形の種類や手術後のリスクと対策について、湘南美容外科クリニックの福澤見菜子医師にお聞きした。

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プロテーゼの異変を放置しない

鼻整形では、鼻筋に沿ってプロテーゼ(人工軟骨)を入れる手術が人気です。鼻の穴から入れて内側を少し切開するだけなので、傷跡も目立ちません。半永久的に、高く美しい鼻がキープできます。

ここでは手術後のリスクについても知っておきましょう。個人の体質やプロテーゼの型によって差はありますが、加齢とともに皮膚は薄くなるので、時間がたつにつれてプロテーゼの輪郭が浮き出るリスクや、プロテーゼが鼻先から皮膚を突き破って出てくる可能性があります。

それらを予防するためには、医師のアドバイスに従い、自分の顔の組織に負担をかけない範囲内の変化にとどめることが大切です。次に重要なのは、手術後の合併症はある日突然起こるものではないということ。つまり、プロテーゼの輪郭が浮いてきた、鼻先が赤くなってきて表面からプロテーゼを触知(しょくち)できるなど、必ず兆候があります。それを見逃さず、心配になったらすぐにクリニックを受診することで、重大な後遺症を回避することができます。

早い段階であれば、鼻の穴からプロテーゼを取り出すことも可能です。これは個人的な意見ですが、人は地味な印象から派手な印象への変化には敏感ですが、逆に派手な印象から地味な印象に変わったとしても、意外と気づかないものです。それより、周りの目を気にして異変を放置してしまうと、プロテーゼが皮膚を突き破るような大変な事態になりかねませんので注意しましょう。