確定申告の方法

確定申告で税金が戻る可能性があったとしても、面倒だと思ってやらない人もいます。しかしながら、実は税務署へ出向かなくても自宅で申告書類を作成したり、申告をすることもできます。確定申告には3つの方法がありますので、自分に合ったやり方で申告してみてはいかがでしょうか。

■確定申告の方法
A. 必要書類を持って直接管轄の税務署へ行く

B. 国税庁HPの確定申告書等作成コーナーを利用し、作成した書類を印刷して税務署へ郵送等で提出する

C. 電子申告等データを作成し、e-Taxにて申告(個人番号カード等電子証明の取得、ICカードリーダーなどが必要です)

2016年1月1日から始まったマイナンバー制度。申請することで交付される「個人番号カード」があれば、e-Taxで確定申告をすることができます(※最初に送付されてくる紙製の通知カードではありません)。

ただし、申請には個人番号カードに対応しているICカードリーダーが必要です。非対応のICカードリーダーの場合、e-tTaxでの申告はできません。住民基本台帳カード(住基カード)を持っている場合は、有効期限内に限り、同カードを使ってe-Taxにて確定申告をすることができます。

「初めての確定申告で、何をどうすれば良いかわからない」という人は、直接税務署へ行ってみてください。場合によっては郵送やe-Taxでの手続きより簡単に済むことがあります。税務署へ行く際は、事前に「何の申告をしたいのか」「必要書類は何なのか」を確認し、指定された書類を用意しておきましょう。

確定申告で払い過ぎた税金が戻ってくるかも(画像はイメージ)

なお、2016年の確定申告は2月16日~3月15日ですが、早めに申告をすると還付金も比較的早く入金されます。お金が必要になる予定などがわかっている人は、早めに申告すると良いかもしれません。

執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。