旅行口コミサイト「TripAdvisorトリップアドバイザー)」はこのほど、「トラベラーズチョイス ホテルアワード2016」を発表した。

「ベストホテル」部門1位となった、インドの「ウメイド バワン パレス」

「トラベラーズチョイス ホテルアワード」は、同サイト上に投稿された世界中の旅行者からの宿泊施設の口コミ評価をもとに、高評価の宿泊施設をランキング化したもの。「ベストホテル」「旅館(B&B、イン)」「サービス」「ベストバリュー」「ラグジュアリー」「小規模ホテル」の6部門において、世界95万を超える宿泊施設から7,028軒が選ばれた。

世界の「ベストホテル」として1位となったのは、インド西部・ラージャスターン州ジョードプルにある「ウメイド バワン パレス」。青い建物とタール砂漠のコントラストが特徴の街・ジョードプルのマハラジャ(領主)が作った宮殿で、建物の半分をホテルとして運営している。

ホテル内にはマハラジャ一家が現在も住んでおり、旅行者からは「ホテルに滞在というよりもマハラジャに招かれたような気分だった」「広々とした庭も魅力的」といった口コミが寄せられた。

日本の「ベストホテル」部門1位には、京都府の「ザ リッツ カールトン京都」が選ばれた。同ホテルは、「ベストホテル」部門以外でも「ラグジュアリー」部門で7位、「サービス」部門で10位にランクインした。和を融合したモダンな雰囲気やスタッフの心遣いが評価につながっているとのこと。

日本の「ベストホテル」部門1位は京都府の「ザ リッツ カールトン京都」

「旅館」部門では、5年連続で京都府の「料理旅館 白梅」が1位を獲得。「予約の段階から良い印象だった」「料理が一品一品出てくる間がちょうどよい」など、滞在中の接客を絶賛する口コミが寄せられている。

「旅館」部門で1位となった京都府の「料理旅館 白梅」

日本の「サービス」と「ラグジュアリー」部門では、「マンダリンオリエンタル 東京」が1位となった。スタッフの接客や部屋の造り、部屋からの眺め、質の高いバー、くつろげるスパトリートメントなどが好評となっている。特に、スタッフのサービスについての口コミが多く見られた。

なお、同ランキングの詳細は公式サイトにて公開されている。