ユニークな製品も多数展示

このほか、ジャンルを問わずユニークな製品やサービスも多く見られ、会場は多くの来場者で賑わっていた。他の展示会と共催ではあったが、ウェアラブル端末に対する注目度の高さを感じるショーとなった。

  • プロジェクター

シャープが展示していたMEMSビーム式小型プロジェクター。明るさは35ルーメン程度だがピント合わせが必要ない。スマートフォンにも押し込そうなサイズなので、ぜひ搭載してほしい。

  • 動物向けのタグ1

AnimCallが販売しているペット向けのウェアラブルデバイス「anicall」。タグをペットに装着し、行動解析や健康管理に活用する。同社は牛や馬などに着けるタグも扱っている。

  • 動物向けのタグ2

こちらはイノーバグローバルが販売する「MOTION」。anicallと同様に活動量の把握や健康管理を行える。

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ウェアラブルデバイスはApple Watchなども含め、話題性の割には苦戦している様子だが、まだ作り手もどのような使われ方をするのか、どうしたら使ってもらえるかの具体像が見えていないように思う。その点、業務用デバイスは用途が限られているので、作りやすいということなのだろう。デバイスの部品関連はどんどん進化しているので、今後コンシューマ向け製品は、これまでの常識にとらわれない製品作りが必要になりそうだ。