セイコーインスツル(SII)の関連会社エスアイアイ・セミコンダクタは1月12日、ウェアラブル機器向けパワーモニタ端子付きLDOレギュレータ「S-1740/S-1741シリーズ」を開発し、サンプル出荷を3月より開始すると発表した。

「S-1740/S-1741シリーズ」は、パワーモニタ端子を搭載したLDOレギュレータ。パワーモニタ端子により、分割したバッテリ電圧をアナログ値として出力することができる。外付け抵抗なしで、マイコン側でバッテリ電圧の監視ができ、またバッテリ電圧による機器の動作の切り替えが可能となり、バッテリ寿命の長期化を実現する。

また、LDOレギュレータ部は0.35μAの超低消費電流のため、機器全体の消費電流の抑制も可能。さらに、超小型/低背パッケージHSNT-6A(1.2×1.2×0.4mm)に搭載することで、機器の小型化、薄型化にも貢献できるウェアラブル機器に最適なLDOレギュレータだとしている。