2015年8月に鬼束ちひろ作詞・作曲の「夏の罪」でメジャーデビューし、同年の「第48回日本有線大賞」「第57回日本レコード大賞」でW新人賞を獲得した花岡なつみ(19)。華々しいデビューを飾ったが、ブログによるとそこに至るまでには数々の苦労があったという。念願かなっての歌手デビュー。そしてW受賞を経て、これから何を思いながら人々に歌声を届けようとしているのか。昨年12月、所属事務所・オスカープロモーション主催「晴れ着撮影会」に出席した花岡の"今"を記録した。

歌手の花岡なつみ 撮影:西田航

――初めての晴れ着撮影会でしたが、どのような感想ですか。

デビューしてからはクールなイメージで革ジャンなどをきていたんですが、今回はこんなにかわいらしい着物をきることができて、すごくうれしいです。

――今年のできごとといえば、なんといっても新人賞W受賞ですね。

まさか私が新人賞をいただけるなんて思っていなくて、聞いた時は本当に信じられませんでした。いただいたからには本番でも全力なパフォーマンスを見せられればいいなと思います。まだ鬼束ちひろさんには受賞の報告をできていないのですが、すてきな曲をいただけて感謝しています。

――ブログには「実はすごく大変なこともたくさんあって」のようにデビューに至るまでの苦労がつづられていました。今振り返ると、何が一番大変だったんですか。

国民的美少女コンテストに出る前は、歌手になるためには何をすればいいのか分からなくて、ひたすら歌を練習する日々でした。そして、音楽部門賞をいただいてからも考えることはありました。どういう歌手として今後出ていけるんだろうとか、そんなことを考えてしまうことが悩みでした。

――無事に進むべき道がひらけてよかったですね。

そうですね、まずはここがスタートだと思っています。新人賞は自分の自信にもつながったので、さらに実力をつけて成長していけたらいいなと思います。

――広島でもリリースイベントを行ったそうですが、地元での熱唱は格別だったのでは?

地元ということでお客さんもすごく応援してくださっていて、手拍子までして盛り上げていただきました。とってもうれしかったです。それから、高校のともだちとか、歌とダンスのスクールに通っていたころの仲間も見に来てくれていました。

――「プロになった」という実感は、そういうところでわいてきそうですね。

そうですね。握手会に並んでくれている友だちも居て、前までは普通に話していたのに、ちょっと恥ずかしいというか緊張してぎこちなかったりとか(笑)。歌の先生も見に来てくださっていたので、広島に戻ってイベントをすることができて、すごく幸せでした。

――さきほどはデビューにまつわる苦労の話がありましたが、プロになった初めて分かったことは?

生で歌っていくので喉のケアや体調管理には気を使うようになりました。お客さんの印象はその1回で決まってしまうので、1つ1つステージがいかに大事であるかを自分に言い聞かせています。

――花岡さんが好きな歌手・大原櫻子さんが、第66回NHK紅白歌合戦に出場します。刺激を受ける部分もありますか。

そうですね。まだまだですが、いつかは紅白歌合戦にも出場できるようにこれから地道な努力を積み重ねていきたいなと思います。

――それでは2016年の目標をお願いします。

昨年は新人賞をいただいたりしましたので、その期待を越えるぐらいの実力をつけていきたいですし、ファンの方々との交流も大切にしていけたらいいなと思います。また成長した部分をお見せできるように、そして一人でも多くの人を感動させることができるようにがんばります。

■プロフィール
花岡なつみ
1996年6月24日生まれ。広島県出身。地元の名門スクールで歌手を目指して14歳からボーカルレッスンを積み、2014年8月に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で、8万1,031人の中から音楽部門賞に選ばれた。今年3月の高校卒業を機に上京し、同年8月に1stシングル「夏の罪」でデビュー。さらに、同年の「第57回日本レコード大賞」と「第48回日本有線大賞」で新人賞を受賞した。2016年1月13日に2ndシングル「Birthdays」をリリース予定。