『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)の出演者顔合わせセレモニーが30日午後、東京・渋谷のNHKホールで行われ、今年の司会陣や出場歌手が勢ぞろいした。

(左から) 総合司会の有働由美子アナウンサー、紅組司会の綾瀬はるか、総合司会の黒柳徹子 撮影:荒金大介

このセレモニーでは、出演者たちが番組オープニングの立ち位置で登場。NHK制作局の三溝敬志エンターテインメント番組部長は「今年は、戦後70年、放送開始90年、来年3月は東日本大震災から5年。そんな年にどんな紅白を届けようかということで、さまざまな企画を用意しました。大変盛りだくさんなので、どうぞ皆さんの最高のパフォーマンスを見せていただきたいと思います」とあいさつ。

続いて、柴崎哲也チーフプロデューサーは「はっきり言って私たち、クタクタで疲れているんですけど、昨日からのリハーサルを見て、やっぱ歌って気持ちをポジティブにしてくれるんだなと、アドレナリンがスタッフ一同ビンビン出てきました」と語り、総合演出の山田氏は「皆さんのすばらしい歌声とともに、その合間合間にあるいろんな表情やトークといった良い雰囲気を、日本全国に伝えていければと思っています」と出演者たちに伝えた。

今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」で、紅組26組・白組26組の計52組が出場。紅組の司会は綾瀬はるか、白組の司会はV6の井ノ原快彦で、総合司会は黒柳徹子と有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組36勝。