ホンダの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーは12月24日、独自開発した「HondaJet」の引き渡しを開始したと発表した。

同社は12月8日に米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)からHondaJetの型式証明を取得し、本社でHondaJetを引き渡したという。

HondaJetは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体といった独自技術の採用により、同社によると、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。北米、欧州およびブラジルなど、合計11の拠点を通じて販売されている。

同社は約54万平方メートルの敷地を有し、その生産工場でHondaJetの量産が行われている。

HondaJetの引き渡し開始を祝うホンダ エアクラフト カンパニーの従業員

HondaJetが引き渡される様子