東京都は16日、東京都内所在の私立中学校の「平成28年度の初年度(入学年度)納付金」(以下、「初年度納付金」)の状況について発表した。

対象は都内私立中学校182校(休校中等の学校、特区事業認定校及び特別支援学校を除く)で、初年度納付金は授業料、入学金、施設費及びその他毎年度納付する費用。

東京都によると、対象校のうち、初年度納付金(総額)の値上げをした学校は21校(11.5%)、値下げをした学校は0校、据え置いた学校は161校(88.5%)。初年度納付金(総額)の平均額は939,084円で、前年度に比べて2,405円(0.3%)増加した。

各費目の平均額

初年度納付金(総額)の最高額は玉川学園中学部(IBクラス)で1,867,000円、次いで成蹊(国際学級)の1,445,000円、早稲田大学高等学院中学部の1,414,000円、玉川学園中学部(一般クラス)の1,377,000円、東京女学館(国際学級)の1,362,000円が続いた。

一方、初年度納付金(総額)の最低額は八王子実践の548,000円、次いでサレジオの578,000円、清明学園の598,000円、開智日本橋学園(LC・ACクラス)の638,000円、国本女子の684,000円が低かった。

初年度納付金(費目別)の高い学校、低い学校