スタイラーは12月10日、ファッションアイテムを探すユーザーと、アパレルショップの店員が直接やり取りをすることで、より双方の希望に沿ったO2O送客を実現するサービス「STYLER」のスマートフォン向けアプリ(iOS版)の提供を開始したことを発表した。

同サービスでは、例えば、ユーザーが「春先に着られるネイビーのジャケットが欲しい」「オフィスで利用するサンダルが欲しい」などと投稿すると、店舗が自社のアイテム情報を返信・紹介することができる。これによりユーザーは、ポストについた提案を見て欲しいアイテムが見つかった場合、ショップと直接メッセージを交換し、そのあと実店舗またはECサイトでその商品を購入することが可能だ。

iOSアプリ版では、従来のサービス内容「ユーザーによるポスト」や「ショップからのリプライ」といった双方向のメッセージ機能はそのままに、ほかユーザーのポストを閲覧することができる「Watch機能」と「プッシュ通知機能」の2つを実装。「今すぐに欲しいものがある」わけではないユーザーも、ウィンドウショッピングのようにサービスを楽しめるようになった。

また、同サービスのオウンドメディア「STYLER MAG」に掲載されている記事に配置された「STYLERで探す」ボタンから、記事上で紹介されたアイテムをアプリ内にて簡単に探すこともできる。

iOS版アプリ「STYLER」イメージ

なお、同サービスには、全国約90店舗が参加。主な加盟店舗は、「アQ」「amplamp」「aroy」「CONTE-NU/DAILY SHOP/CLASKA Gallery & Shop "DO" 」「Eight Hundred Ships」「Euphonica」「FAB4」「FREEDOM FROM COMMONSENSE」「F.S.Z」「hallelu/HOSU」「JOURNAL STANDARD 表参道 」「Milok」「LINKS」「OUTPUT」「ovie studio」「ROL」「SEEK&FIND」「SEPTIS」「Shabby& industrial」「Styles」「synapse natif」「TALKING ABOUT THE ABSTRACTION」「THE COMMON TEMPO」「UNCLE SAM」「VARIOUS SHOP by OURET」「Velista」「WUNDER 」などとなる。