Cygamesが東京・渋谷「AmebaFRESH!Studio」にて開催したオンライン対戦型スマホ麻雀ゲーム『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』のイベントで、サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏と、福本伸行氏ら『近代麻雀』の漫画家陣が対局を行った。

左から竹内幸輔氏、福本伸行氏、西原理恵子氏、片山まさゆき氏、藤田晋氏、馬場裕一氏

『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』は、麻雀漫画雑誌『近代麻雀』とCygamesがコラボした本格麻雀アプリ。『近代麻雀』のキャラクター達が登場する「闘牌伝モード」を搭載し、作品の垣根を越えたオリジナルストーリーが楽しめる。ゲームでは「闘牌伝モード」で集めた雀士たちをフリー対局で使用できるほか、オンライン対戦で全国のプレイヤーとの対戦モードも用意する。

『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』のゲーム画面

イベントに登場したのは、サイバーエージェント代表取締役社長であり、2014年度麻雀最強位の藤田晋氏と、福本伸行氏、西原理恵子氏、片山まさゆき氏という豪華・漫画家陣。当日はゲームを中心とした座談会も行われたので、本稿ではその模様をお届けする。

対局にあたっては、勝敗に関して2つのインセンティブが設けられた。一つは「藤田氏が勝利すると、イラスト入りサイン色紙を各自に書いてもらい、『闘牌伝』公式ツイッターのキャンペーンツイートをリツイートした人の中から抽選でプレゼントする」というもの。そして二つ目は「漫画家陣のうち誰か一人でも藤田氏に勝利すると、『闘牌伝』アプリのオンライン戦に藤田氏がリアル参戦する」というものだった。

対局メンバーは、本ゲーム初体験ということであったが、序盤から好ゲームを展開。最終的に抜群の押し引きセンスを見せた藤田氏がみごと勝利し、2位に片山氏、3位に福本氏、4位に西原氏という結果に。この対局の模様は、YouTubeの「Cygames」チャンネルや、ニコニコ動画にて公開されている。


対局後には藤田氏と漫画家陣による座談会が開かれ、対局の司会を務めた声優・竹内幸輔氏と、麻雀ライター・馬場裕一氏も登場。まず、ゲームの特徴であるスタンプに関する話題では、西原氏が「自分の描いた漫画のキャラはもう少し汚い言葉でいい」と冗談交じりに話し、片山氏は「セリフとイラストが面白いが、選択する時間がもったいないので、最初にいくつか選べるようにしてほしい」と改善点を指摘した。


「対戦させてみたいキャラクターは?」というテーマでは、『むこうぶち』(著:天獅子悦也)の傀(カイ)と『アカギ』のアカギとの対決の話題で大盛り上がり。福本氏は「カイは自動卓、アカギは自動卓じゃない時代の話なので、もし自動卓になると、アカギがずいぶん上になるのでは?」と分析。また、片山氏は「『哭きの竜』の竜を使って、門前(メンゼン)でやりたい」とコメントし、周囲を爆笑させた。さらに西原氏は、本作のボスキャラとして藤田氏の登場を提案。「若い子ってお金ないからIT社長って嫌いでしょ。上から目線の悪役っぽいキャラを出してほしい」とコメントし、会場を沸かせた。

麻雀漫画の中で一番好きなキャラクターとして、藤田氏は『ノーマーク爆弾党』(著:片山まさゆき)の爆岡弾十郎を挙げ、「片岡さんのキャラはとても懐かしく、青春時代を思い出しました」と、雀荘に明け暮れたという若かりしころのエピソードを披露した。また、今後追加してほしいスタンプとしては、絵のインパクトが強烈な福本氏のキャラクターに集中。福本氏がアカギのセリフである「奴は死ぬまで保留する」を候補に挙げると、一方の片山氏からも「豊臣くんの"ツカンポ"や、ミーコの"ムフー"のスタンプが使いやすいかも」と自身の作品『スーパーヅガン』のキャラクターが提案された。

『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』では、今後定期的にオンラインイベントを予定。また、12月31日までの期間限定でオールスターズ第2弾対局スタンプガチャも登場する。なお、福本氏、 西原氏、 片山氏のイラスト入りサイン色紙が各1名にプレゼントされるリツイートキャンペーンは12月28日23時59分までの期間で開催されている。

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