エムアウトグループのギノは12月8日、ITエンジニアに特化したプログラミング転職サイト「paiza」で展開している無料オンラインプログラミング実行環境サービス「paiza.IO」にて、これまで実行可能だった24言語に加え、2015年12月3日にリリースされた「PHP7」と、2015年12月4日にオープンソース化された米Appleの「Swift」にも対応したことを発表した。

paiza.IO

paiza.IOは、プログラミング実行環境の構築における従来の手間を解消し、オンラインで気軽に色々な言語でのプログラミングができるサービス。2014年10月のリリースから、すでに11万件以上のプログラミングコードが作成・実行されている。

12月3日にリリースされたPHP7は、2004年7月にリリースされたPHP5.6以来、11年ぶりのメジャーアップデートとなる。PHP7はPHP5.6に比べ2倍以上の処理パフォーマンスを実現した上、メモリ使用量の削減、64ビットサポート、スカラー型宣言、戻り値の型宣言、致命的エラーが例外としてキャッチできるようになるなど、多くの進化を遂げている。

Swiftは米Appleが開発したプログラミング言語で、米国時間の12月3日にオープンソース化が実施されたことにより、どこでも誰でも無料で利用できるようになった。初心者でも学びやすくパフォーマンス性の高いアプリを開発できる言語として、注目されているという。

なお、2015年12月8日時点で対応している言語は、C、C++、C#、Objective-C、Java、Perl、Python(2.x系)、Python(3.x系)、Ruby、PHP、Scala、Go、Haskell、Erlang、Bash、R、JavaScript、CoffeeScript、Cobol、VB、F#、MySQL、Clojure、D、Swiftの計25言語となる。

paiza.IOの画面イメージ