お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、29日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、演劇などの終演後に行われる"カーテンコール"に疑問を呈した。

ダウンタウンの松本人志

歌手の西川貴教やさだまさしが「アンコールは義務じゃない」と主張していることが番組内で取り上げられ、松本は「サービスが当たり前になってしまうと、どこでやめていいか分からへんよね」とコメント。「サービスは慢性化してくると無くなった時に損したような気に人間はなってしまう」とファンの心理状態を分析し、「牛丼の安売り戦争に似てくる」と例えた。

ここで、「カーテンコールも陳腐でしょ?」と投げかけた松本。カーテンコールとは、演劇などの終演後に観客が拍手喝采を送って、退場していた出演者を再び呼び出すこと。再登場した出演者は舞台上であいさつし、時にはこれが複数回繰り返される。

松本は、「あれは何なん? 誰が最初に決めたのか」「誰が喜ぶの?」と納得ができない様子で、司会の東野幸治(48)も共感。東野は「だいたい4回」と自身の体験を振り返り、「あれがバッとはけて行ったら『あれ? この芝居は面白くなかったのか』と思われる」「演劇界の伝統なのかも」と語っていた。