大日本印刷(DNP)は、社員食堂や飲食店の入口などに設置して、その日のおすすめ料理やメニューを写真とともに表示するデジタルサイネージ(電子看板)システム「DNPデジタルメニューボード」を、11月25日に発売すると発表した。価格は一式で70万円(税別)。

利用イメージ

DNPデジタルメニューボードは、43インチの画面でおすすめ料理やメニューなどを表示するデジタルサイネージシステム。長身のスタンドを用いてデジタルサイネージを高い位置に取り付けることが可能。外形寸法は、高さ2045×幅1000×奥行き875mm、重量は約46kg。

本システムの特徴は、タブレット端末での料理写真の撮影と簡単な文字情報の入力で、デジタルサイネージに表示するメニューを更新できる点。

タブレット端末で料理を撮影したあと、専用のアプリを使って料理名、カロリー、塩分量などを入力するだけでデジタルサイネージにコンテンツを登録できる。料理の撮影からデジタルサイネージ表示までの手順を簡素化することで、店舗スタッフの作業負荷を軽減する。

タブレットで料理を撮影

タブレット端末用のアプリには、メニュー表示用のデザインテンプレートが備わっており、デジタルサイネージに表示する料理の数や、表示項目(料理名、価格、カロリー、塩分など)は、食堂事業者の要望に合わせて、個別に設定してから納入するという。