『ロッキー』シリーズの新たな一章を描く映画『クリード チャンプを継ぐ男』(12月23日公開)のワールド・プレミアが現地時間19日、米ロサンゼルスのレジェンシー・ヴィレッジ・シアターで行われ、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツネェッガーらが集結した。

『クリード チャンプを継ぐ男』ワールド・プレミアに登場したアーノルド・シュワルツネェッガー(左)とシルベスター・スタローン

本作は、シルベスター・スタローン演じるロッキーが、死闘を繰り広げた親友アポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンをチャンピオンにするために再び立ち上がる、『ロッキー』の新シリーズ。

ワールド・プレミアのレッドカーペットには、熱狂的なファンと世界各国の報道陣が駆けつけ、ロッキーことシルベスター・スタローン、アドニスを熱演した若手黒人俳優マイケル・B・ジョーダン、新ヒロインのビアンカを演じた女優テッサ・トンプソン、スタローンからバトンを渡され本作の脚本・監督を務めたライアン・クーグラーらが登場した。

ロッキーとして7度目の復活を果たし、アカデミー賞助演男優賞の最有力候補に急浮上しているスタローンは「新しい世代の人たちが、この作品を祝福し、次のレベルに持っていこうとしている。ものすごく誇りに思う。ここでまったく新しいシリーズが始まり、物語が続いていってくれたらうれしい」と期待。アドニス役のマイケルは「『ロッキー』はものすごく特別な作品だ」と語り、スタローンとの仕事について「最高に興奮した! 撮影中は1日1日を大切にして過ごすことを考えていたよ」と振り返った。

さらに、デビュー作からアクションスターの第1線を走り続けてきた盟友アーノルド・シュワルツネェッガーも登場。スタローンとの2ショットが実現した。そして、アポロ・クリードを演じたカール・ウェザース、『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンが続々登場。アポロ役のカールは「とにかく会えてうれしいね。今日はエキサイティングな夜だし、映画も良い出来に仕上がっていると思うよ」とロッキー復活を祝福した。

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