博報堂DYホールディングスは、「広告認知」「選択候補」「推奨意向」などのブランド指標を週次トラッキングする「ブランドパワー・トラッキング調査」のデータを、同社のマーケティング・ダッシュボードである「Vision-Graphics」に搭載した「Vision-Graphics for Brand Monitoring」を開発し、傘下の各広告事業会社を通じてサービス提供を開始する。

同社はオリジナルの「ブランドパワー・トラッキング調査」を2013年2月にスタートし、対象カテゴリを拡大しながら週次調査を継続してきた。この調査は、関東1都6県在住の15~69歳男女・計960人/週に、2015年10月時点で8カテゴリ・95ブランドを調査対象に、利用経験、選択候補、広告認知、店頭目立ち度、NPS(Net Promoter Score: 推奨意向度)を調査する。

今回、「ブランドパワー・トラッキング調査」のデータをVision-Graphicsに搭載することで、ブランド指標データと広告出稿データ・販売データを組み合わせ、生活者の態度変容の要因や販売への影響や関係性を、週単位のデータで探るとともに、分析・可視化までを一括で実施できるようになる。

Vision-Graphicsのダッシュボード機能

また、ブランドパワー・トラッキング調査でカバーしていない指標をトラッキングしたいクライアント企業様向けに、各事業会社にてオリジナルの調査票を作成し実査する「カスタマイズ型トラッキング調査」を用意し、サービス提供を開始する。