リアルタフネスが一年の沈黙を経て復活!

去る10月17日、G-SHOCKプレゼンツ「SHOCK THE WORLD 2015 REAL TOUGHNESS 2015」が六本木ヒルズアリーナにて開催された。カシオ計算機が2011年~13年に行ってきたエクストリーム系イベントが1年間の沈黙を経て復活。コンセプトに共鳴したBMWのSAV「BMW X1」のバックアップも加わり、BMX STREET、BREAK DANCE、SKATEBOARDの国別対抗戦として再スタートすることになった。

ストリートカルチャーとの関係が深いG-SHOCK。その冠を備えたバトルだけあり、予選からハイレベルなスキルとともに、アクティブさやタフさを兼ね備えた選手たちが集結した。また特筆すべきは、出場資格が25歳以下に制限されたこと。いまや世界大会で活躍するスケートボーダーの瀬尻稜が14歳で「REAL TOUGHNESS 2011」に出場し、話題をさらったことを記憶されている読者もおられるのではないだろうか。その瞬間を彷彿とさせるヤングガンたちも含め、フレッシュな顔ぶれが「真のタフネス」をかけて熱い闘いを繰り広げた。

コンパクトながら見どころの多いREAL TOUGHNESS TOKYO会場

あいにくの雨もどうにか上がり、過ごしやすい秋空となった当日。競技スペースは例年より少しコンパクトになったが、むしろ選手たちには普段の練習場に近くなり、なじみ深かった様子。午前中の公開練習では、肩慣らしも兼ねつつランプやハンドレールの具合、距離感などをチェックがゆるい雰囲気で行われていた。会場のステージ奥にはPOW WOW JAPAN用のライブペインティングスクリーンが設置され、バトルをビジュアル面でバックアップするかのような構造になっていた。

会場周辺には、インスタグラムフレームに収まる女性やキッズで賑わうBABY-Gブースや、よりストリート感やスタイリッシュさが強いモデルを集めたG-SHOCKブース、おなじみG-SHOCK MANとの撮影スペースなどカシオ関連商品、初参加となったBMXのSUV「X1」を始め協賛ブランドのブースが並ぶ

子供たちにも人気だったTRACKFORMERの体験ブース

今回の目玉は「TRACKFORMER」の体験ブースだろう。これはシンセサイザーやシーケンサー、サンプラー、エフェクターなどトラックメイキングの機能にパッドやスライダーなどのコントローラーを搭載したオールインワンマシン。横ノリ系競技に欠かせないDJやターンテーブリスト、ミュージシャン向けのガジェットということもあり、興味深そうに機材を触っている来場者も多かった。