壁の横に立ち右手を壁につける

整体師の大山奏です。「肩こりや首のこりは気になるけれど、マッサージに行く時間はない」「休日には少しは運動したほうがいいとわかっているけれど、疲れてしまって1日だらだらと過ごしてしまう」――。忙しい日々になかなかストレッチなどの時間を取るのは難しいですよね。

そこで今回は、壁がある場所ならどこでもできるストレッチをご紹介します。肩こりがひどいという人はぜひ実践してみてください。

壁肩甲骨はがしストレッチ

Step1: 壁の横に立ち、右手を壁につけます

Step2: そのまま上半身を左側に回転させます

Step3: 壁の横に立ち、右手を肩より少し高い位置につけます

Step4: そのまま上半身を左側に回転させます

右側が終わったら、反対も同様に行います。各1回ずつなら、すべて行っても1分もかからないでしょう。上半身をひねっているときには、呼吸を止めないようにします。息を吐きながら、なるべく肩甲骨を体から離すイメージで行いましょう。

特に高めの位置に手を置くときには、手をつく場所でストレッチできる場所も変わってきます。少しずつ調整しながら、自分が一番気持ちいい場所を探してみてください。

上半身を左にひねる

右手を肩より少し高い位置につける

上半身を左にひねる

お風呂場で効果アップ

壁で行う場合は、お風呂場などもオススメです。できれば湯船にしばらくつかってから、体が温まった状態で行うと効果大です。全身の血流をよくして、リラックスできます。

朝行うと脂肪燃焼力アップ

肩甲骨の周りには、褐色脂肪細胞という細胞がたくさん集まっています。ここを活性化させると脂肪の燃焼率がアップするといわれています。せっかくなら、1日の脂肪燃焼率を上げたいですよね。そんなときは朝に行うことをオススメします。

朝一番に体を起こして、仕事へのスイッチをオンにするためにもストレッチは有効です。体を起こしてあげるという意味で毎日1分、自分の体のメンテナンスの時間をとってみてはいかがでしょう。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。