マルマンは、同社の展開するビジネスノートのシリーズ「ニーモシネ」より、クリエイターとのコラボレーション商品「Mnemosyne(ニーモシネ)×Creators」を限定販売すると発表した。発売日は11月20日。価格は横罫が650円、方眼罫が700円(いずれも税抜)。

宇田川直哉デザイン「記憶のゆらぎ」
クリエイターコメント:0と1のモチーフは、現代における記憶のメタファーです。そして、デコードのゆらぎにより創造性が高まります。記憶と記録の間に、創造の可能性が潜んでいます。

折原滋デザイン「記憶=時を刻む」
クリエイターコメント:四季通じて、時を刻んでゆく年輪。成長し、やがて大樹となるように、Mnemosyne がアシストし記憶の積み重ねが結実する、未来を投影しています。

同製品は、ブランディングや広告、プロダクトデザインなどで活躍するクリエイターが、「ニーモシネ」のブランドネームの由来である"記憶の女神"をテーマに、それぞれの得意分野の表現方法で表紙をデザインしたノート。参加クリエイターはHENKAデザインディレクターの宇田川直哉、Odesighグラフィックデザイナーの折原滋、アートディレクター・グラフィックデザイナーの久能真理、イラストレーターの中山あずさの4名となっている。ノートのサイズはA5、本文用紙は7mm横罫と特殊5mm方眼罫の2種で展開される。

久能真理デザイン「原点回帰」
クリエイターコメント:Mnemosyneの由来はギリシャ神話の名前であることを知り、ギリシャを思わせる月桂樹の冠と女性らしい曲線で文字を作り、10周年の記念として表紙に記しました。

中山あずさデザイン「記憶から生まれる芸術」
クリエイターコメント:小さな記憶のひとつひとつが記憶を形成し、その紡がれた記憶から新たな芸術が生ま れます。その軌跡にある様々な感情と記憶を、記憶の女神に喩えて表現しました。

なお、2004年に誕生した「ニーモシネ」シリーズは、書きやすさに重点を置いてつくられた仕事に創造性をもたらす高品質の紙、きれいに切り取れる「切り取りミシン目」、アイデアを繰り広げるシーンや速記、情報の整理に適したものなど用途・シーンごとに選べる幅広いラインナップを展開しているビジネスノートシリーズで、累計販売冊数は380万冊にのぼる。