ON Semiconductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは10月19日、PYTHONファミリのCMOSイメージセンサに「PYTHON 10K」「PYTHON 12K」「PYTHON 16K」「PYTHON 25K」を追加したと発表した。

新製品はUSB3.1、CameraLink、CoaXPress、10GigEなど、業界の一般的なコンピューターインターフェースで利用できる帯域幅とそれを超える帯域幅に対応。また、同社が特許を取得しているインピクセルCDS技術を生かした共通の高性能4.5μmピクセルを備えているほか、相関二重サンプリングによるグローバルシャッタ・イメージングをコンパクトなピクセルサイズで実現している。画像データは、いずれも720MHzで動作する32、16、8、または4個のLVDSチャネルを用いてアクセス可能であり25Kデバイスにおいては最大80fpsの読み出し速度を達成。なお、同製品はμPGA-355パッケージで提供され、モノクロ、ベイヤー配列カラー、拡張近赤外線の設定で利用可能となっている。

今回、PYTHONファミリのCMOSイメージセンサに4つの新しい高解像度デバイスが追加されたことで同ファミリのデバイスは合計9製品に増え、解像度はVGAから25メガピクセル超まで網羅したことになる。