米エンバカデロ・テクノロジーズは10月8日(現地時間)、マルチデバイス開発ツール「Embarcadero RAD Studio 10 Seattle」で、iOS 9 32-bitおよび64-bitデバイス向けの開発、デバッグ、実行をサポートしたことを発表した。アプリは、DelphiおよびC++言語によって開発できる。

RAD Studioは、データベース対応の広範な接続性を備えたアプリケーションを、Windows 10、OS X、モバイル、IoT向けに開発できるビジュアル開発ツール。

RAD Studio 10 Seattleの統合開発環境(IDE)とリモートデバッグ/配置をサポートするPAServerは、新しいXcode 7との互換性を備えており、FireMonkeyフレームワークとiOSのプラットフォーム機能を活用した最新バージョンのiOS向けアプリケーションを構築できる。

RAD Studio 10 Seattle、および単体製品である「Delphi 10 Seattle」、「C++Builder 10 Seattle」は、現在販売中で、iOS 9サポートに関するアップデートは、アップデートサブスクリプション(年間保守)にて提供される。