FreeBSD - The Power To Serve

10月9日(協定世界時)にFreeBSDのメーリングリストに投函された「HEADS UP: live migration added to Xen 4.5 packages in ports」が、FreeBSDカーネルをXen Dom0として動作させるためのパッケージをXen 4.5.1にアップデートするとともに、ライブマイグレーションの機能が有効になったことを伝えた(Revision 398918)。これでゲストのセーブとリストアといったライブマイグレーションの操作が可能になる。

今回の変更により、FreeBSD/Xen PVM Dom0からHVMおよびPVゲストのセーブおよびリストアが可能になると説明がある。このライブマイグレーション機能を利用するには、ホストハードドライブとゲストのハードドライブが共有されている必要がある。

投函されたメールではライブマイグレーションを実施する例として、ZFSのスナップショット機能を利用する方法が紹介されている。また、試験はしていないものの、このライブマイグレーション機能を使うことでLinuxとFreeBSD Dom0の間でのゲストのマイグレーションも可能になるだろうと説明がある。