富士通は、33回目の開催となるゴルフトーナメント「富士通レディース2015」(10月16日~18日)において、映像処理やデータ連携のICT技術を活用した、ゴルフ映像の新しい視聴スタイルを実現する実証実験を、10月9日から開始すると発表した。

利用者は、富士通レディース特設サイトで、昨年のテレビ中継の映像と、今年のインターネット中継映像を検索し、特定の選手やショットを選択することで、見たい選手の見たいシーンを瞬時に視聴することができる。

映像検索が可能な「富士通レディース2015」特設サイト画面イメージ

このサービスは、同社の映像処理とデータ連携の技術を活用することにより、ショットの始まりと終わりを映像認識で検出し、選手やショット結果などの情報をその映像にタグ付けすることで検索を可能にした。

また、映像検索サービスは、同社が野球映像向けに実用化した映像解析技術をゴルフ用に応用したもので、今後は、映画・ドラマ・ミュージックビデオ・講義映像など様々な分野での活用を目指していくという。